2013年07月18日

ニュージーランドの暖房器具。真冬にエアコンが壊れたら・・・。

日本が夏真っ盛りの頃、ニュージーランドの季節は真逆の冬です。

日本に住んでいると、場所は違えど同じ日に、朝は霜が降り、山には雪が積っていて、毎朝外に出ると
吐く息が白いなんて想像し難いかと思います。

ニュージーランドに住んでいる僕も今の時期に日本では海水浴とか想像し難いです(笑)。

日本に住んでいる方にとっては、ニュースやネットなどで熱中症、熱中症と注意喚起しているときに
暖房の話を書いてもピンと来ないと思いますが(というか暑苦しくて見るのも嫌?)、今回はニュージーランドの
暖房器具について書きたいと思います。

なぜこの話題かというと、なんと寒さ絶頂のこの時期に我が家のエアコンが壊れたからです。

今日電気屋がきてチェックしてもらった所、修理するより買い換えたほうが良いとのことでした。。。

あぁ、これでまたエアコン復活まで時間がかかりそうです。。


さて、ニュージーランドのメジャーな暖房器具というと、heat pump(日本でいうエアコン)、ガスストーブ、
暖炉、オイルヒーター、電気ヒーターなどがあります。

日本で使われるような灯油を使ったストーブはほとんどありません。
あとホットカーペットもあまりないですね。


ガソリンスタンドなどでも灯油はなく、そのかわりガスボトルにガスを入れてもらえるので、
これをガスストーブに使います。

ガスは日本でいうプロパンガスのようなもので(同じ?)、ボトルのサイズも大きいものから小さいものまで
色々あります。

ガスストーブには小さいガスボトルを使いますが、それをストーブの後ろにセットして燃やす単純な作りです。

ガスストーブ
ガスボトル

最初のうちはガスボトルを部屋の中に持ち込むのは若干抵抗がありましたが、今ではだいぶ慣れました。
(ガスが漏れていても眼に見えないので少し不安はあるものの・・・)


久々にエアコンが壊れたので、取っておいたガスストーブを持ちだしていますが、意外にこれが暖まる。

エアコンとくらべても暖まり方は遜色ない感じです。

ただひとつネックなのは、ガスストーブはガスを燃やすときに水分が一緒出るため、部屋の中の湿度が上がり、
カラっとした暖かさではないんですよね。

部屋が乾燥しなくていいじゃん?って思う方もいると思いますが、ニュージーランドの家は日本の家ほど気密性
が高くないので(平たく言えば隙間風が・・・(汗))、敢えて加湿器を使うことはありません。

逆に暖房を使いつつ、除湿機を使う人もいます。

最近の新しい家はだいぶマシなようですが、こういうこともあってニュージーランドの電気屋にはあまり加湿器は
見かけません。


後は暖炉ですね。

これもまだ使っている家が結構あります。

薪の管理が大変ですが、情緒がありますし、暖まりも良いです。
薪を業者から買わないといけないので意外にコストがかかるのと、灰の掃除など手間がかかるため、
面倒な人は皆エアコンに買い換えています。

僕は以前住んでいた家に暖炉があり、冬の間はずっと使っていましたがかなりハマっていました。
いつかまた暖炉付きの家に住みたいと思っています。


オイルヒーターや電気ヒーターは日本にあるものと形状は若干違うかもしれませんが、ほぼ同じ感じです。


ニュージーランドの人は過剰に部屋を暖めないので、まず身の回りで温かい格好をして、足りない分を
ヒーターで補う感じが多いです。


日本みたいに家の中で半袖とかあり得ないです(笑)

良くも悪くも質素な生活スタイルですね。









Posted by yoron at 18:27│Comments(0)
 
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