2010年10月30日

ニュージーランドの老人パワー

昨日の仕事でゴルフ談議に花が咲きましたw


昨日仕事で客先に行ったのですが、そのお客さんが相当なゴルフ好きで仕事の話
そっちのけでゴルフの話がメインに(笑)。

20年以上も前にNZに移住したとか、週1回ゴルフに行っているとか、自宅の庭で
アプローチの練習してたとか、おすすめのゴルフ場とか。


やっぱり趣味が合うと話が弾みますね。

あっという間に時間が経ってしまいました。


実はこのクライアント、86歳のおじいちゃん。

とても気さくな方で、今も現役?バリバリでとても若々しい。
(後で年齢を聞いて驚きました)


今回はパソコンの修理で伺ったのですが、ご自身でパソコンを使って歌などの
CDも作っているそうです。


NZのご老人にはいつも舌を巻かれます。

このクライアントは20年以上も前に海外に移住するくらいなので、バイタリティに
溢れている方だと容易に想像がつきますが、
もともとニュージーランドでは年齢の壁があまりないので、子供から老人まで対等に
話せる感じで、見かけも、考え方も若々しい方が多いです。


子供だからとか、老人だから、という型にはめない文化がニュージーランドにはあり、
お年寄りでも色々なところでアウトドアやスポーツを楽しんでいるし、立ち食いするし、
半ズボン履くし(笑)
と行動は若者とあまり変わりません。

初めてニュージーランドに来たときを思い出しましたが、お年寄り夫婦が交差点でアイスクリームを舐めながら歩いているのをみて衝撃を受けたものです(笑)。

日本じゃあり得ないですよね。
ちなみにNZでは食べ歩きは行儀が悪いとは思われないようです。たぶん。。。

時々、街中を歩いていても、ビシッとスーツを決めたOL風の人がジャンクフードを
食べながら歩いていたり、フルーツ(リンゴ)を丸かじりしてたり、という光景もしばしば見られます(笑)


人間誰でも歳を取りたくないし、若々しくいたいと思いますが、
この年齢に分け隔てない社会こそが人間を若く保つ秘訣じゃないかと個人的に思っています。

この点は僕がニュージーランドを好きになった一つですが、年功序列や年齢のしがらみがない
社会は住む人間に活力を与えますし、やる気さえあれば何でもチャレンジできる環境はとても
重要だと思います。


歳のせいで、何かを諦めたり、遠慮しなければいけないのはとても残念ですし、意味のない
ことだと思います。

もちろん、歳を重ねるにつれて体力が低下してきたり、記憶力が衰えたりなどはありますが、
本人のやる気があり、結果が出せるのであれば歳は関係ありません。

ニュージーランドでは中年の方が若いトレーナーに色々仕事を教わっているような光景が
よく見られます。
40、50歳になって専門学校に通う人も多いです。

そんなすばらしい環境がニュージーランドにはあります。


最近、僕自身は肉体年齢の低下がかなり激しいですが(笑)、NZに住むご年配方を
見習って、いくつになってもチャレンジ精神は忘れないようにしたいと思います。


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